漢方・薬膳

冬の薬膳~寒い季節に体を温める食生活

冬の時期におすすめの食生活

冬は、立冬から、立春までの3ヶ月間です。

冬の時期は、寒気で陽気を傷付けやすく、冷えや下痢、関節痛、腰痛、筋肉のけいれんなどの症状が出やすくなり、気管支炎や心脳血管障害などの病気にかかりやすくなります。
食養生は、腎気を補い、身体の保温に心がけ、乾燥に注意し、抵抗力をつけるようにします。


1.気を補い、腎を温めて身体を助けます。
    もち米・長芋・じゃが芋・いんげん・栗・クルミ・干し椎茸・鶏肉・羊肉・鹿肉・
  エビ・ナマコなど

2.血を補い、体の潤いを補充します。
      ほうれん草・にんじん・百合根・以下・豚肉・鶏レバー・落花生・ライチ・
      ぶどう・白きくらげ・ごま・かき・スッポン など
      
3.気を巡らせ、血流をよくします。
     そば・らっきょう・チンゲンサイ・くわい・グリーンピース・刀豆・ジャスミン・
    マイカイ花・梅の花・みかん・酢・酒など
    
 4.臓腑を温め、体内の寒気を散らします。
      にら・唐辛子・ショウガ・山椒・羊肉・鹿肉・ナマコ・エビなど

 
 参考:「薬膳の基本」辰巳洋、緑書房 

>参考:冷え性におすすめの食材とハーブティー

    体をあたためる方法

  

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