その他の検査

レントゲン検査、睡眠時無呼吸検査、心電図検査、呼吸機能検査など様々な検査ができます

レントゲン検査とは

X線により、心臓や肺の状態をみます。
心不全や気管支炎、肺炎、肺癌などの診断に役に立つ検査です。

睡眠時無呼吸検査(簡易ポリグラフ検査)とは

睡眠時無呼吸症候群の診断のための検査となります。自宅で血中酸素濃度センサーなどを装着し、睡眠中の呼吸状態や血中酸素濃度を測定します。

<睡眠時無呼吸症候群とは>
睡眠中の強いいびきと無呼吸状態を繰り返すことです。このため、睡眠が浅くなり、日中の眠気や起床時の頭痛などを引き起こします。また、日中の倦怠感や集中力や注意力が散漫となり、居眠りなどによって思わぬ事故を起こしやすくなります。

特に成人では、高血圧、不整脈、脳卒中、心筋梗塞の起こるリスクが高くなると言われていますので、合併症のチェックや管理も必要になります。

<睡眠時無呼吸症候群の診断>
自宅で睡眠時無呼吸検査(簡易PSG検査)を行い、睡眠中の無呼吸の程度を確認し、睡眠時無呼吸症候群の診断を行います。
確定診断に至らなければ、二次検査(フルPSG検査)を行い、診断します。
当院では、二次検査(フルPSG検査)も、入院せずに在宅で検査いたします。

<睡眠時無呼吸症候群の治療>
重度の睡眠時無呼吸症候群と診断されれば、経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)を行います。また、原因や重症度に応じて、マウスピースや手術などの治療を行うこともあります。

骨密度検査

骨そしょう症について

骨そしょう症とは、加齢により、骨量(骨密度)が減少して、骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。特に気をつけなくてはならないのは、背骨の圧迫骨折や大腿骨の骨折です。

骨量(骨密度)は、50歳ぐらいから減少していきます。特に女性は閉経後に骨量(骨密度)が減少しやすくなります。

骨量(骨密度)の減少を防ぎ、骨そしょう症を予防するためには、食生活でカルシウム、ビタミンD、ビタミンKなどの栄養素をバランスよくとるとともに適度な運動をすることが大切です。

骨密度の測定方法

骨密度の測定は、当院ではMD法というレントゲンを用いる方法で行っております。

骨密度測定の重要性

骨密度を測定することにより、骨そしょう症の程度がわかりますので、骨折のリスクが予測できます。骨そしょう症と診断した場合には、骨折の予防のために食事・運動療法の指導をすると共に服薬をおすすめしています。特に骨折の既往のある方では、再骨折しやすいので薬を内服の上、定期的に骨密度の測定を行っております。

女性の方は、50歳を過ぎたら、一度骨密度の測定をおすすめしております。

 

骨密度の検査手順

骨密度は予約なしでも検査できますので診察の際にご希望をお伝え下さい。

上記以外の検査

心電図検査、呼吸機能検査、緊急末血・CRP検査、緊急血糖検査、パルスオキシメーター(動脈血酸素飽和度)なども行っています。