健康・医学

初秋の感染症対策で元気に過ごすポイント

暑さが和らぎ、朝晩の涼しさを感じる初秋は、夏の疲れが体に残る上に季節の変わり目でもあり、感染症にかかりやすい時期です。
ここでは、日常でできる感染症対策をまとめます。


1. 体調管理で免疫力を維持する

  • 十分な睡眠:免疫力を高める基本です。
  • 栄養バランスの良い食事:旬の野菜、きのこ、果物、タンパク質をしっかり摂る。
  • 水分補給:乾燥が進む初秋は、喉や鼻の粘膜を守るためにこまめに水分を摂りましょう。

 *ポイント:夏の疲れや冷房で弱った体を回復させることで、感染症リスクを下げられます。


2. 手洗い・うがい・マスクの基本対策

  • 手洗い:外出後や食事前は流水と石けんでしっかり洗う
  • うがい:帰宅後、喉の粘膜に付着したウイルスを洗い流す
  • マスク:人混みや電車、クリニックなどの公共施設ではマスクで飛沫感染予防

 *ポイント:乾燥した季節はウイルスが活発になりやすいので、手指や粘膜の保護が重要です。


3. 生活環境の工夫

  • 室内の換気:1日数回、数分でも換気をして空気を入れ替える
  • 加湿:湿度40〜60%を目安に、乾燥を防ぐ
  • 適度な運動:血流を促し、免疫細胞の働きを高める

4. 薬膳や漢方で体を守る

  • 補中益気湯や人参養栄湯などの漢方で体力や免疫力を補う
  • 薬膳食材:山芋、栗、きのこ、ナツメなどで体を温め、消化力と免疫力を整える

 *ポイント:体力が落ちていると感染症にかかりやすくなるため、体を内側から守る工夫が有効です。


5. まとめ

初秋は、夏の疲れと乾燥により感染症リスクが高まる季節です。

  • 十分な睡眠と栄養
  • 手洗い・うがい・マスク
  • 室内の換気と湿度管理
  • 適度な運動
  • 漢方・薬膳で体を補う

これらを組み合わせて、感染症に負けない体を作りましょう。

体調や体質に合わせた対策や漢方について、お気軽にどうぞご相談ください。

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豊中市上野東 消化器内科・漢方内科 

楽な胃カメラ・大腸内視鏡の加地内科クリニック

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