冬の寒い時期の下痢・腹痛への対策について
冬の寒い時期に下痢や腹痛に悩まされる方は少なくありません。寒さは体の抵抗力を下げ、消化器系の問題を引き起こす可能性があります。
原因としては、ウイルス性胃腸炎(ノロウイルスなど)や食中毒の他、寒さによるストレスや不安が胃腸の症状を引き起こすことがあります。治療としては、十分な水分補給をして、安静にして、消化の良い温かい食事を心がけ、刺激物や油っこい食べ物は避けるようにしましょう。投薬は、整腸剤を中心に必要に応じて抗生剤も使用します。下痢・腹痛には、漢方薬がおすすめです。熱っぽいか冷えているかによって、熱を冷ましたり、温めたりする漢方を使い分けます。
予防には、手洗いが大切で、ノロウイルスにはアルコール消毒が無効ですので、こまめに手洗いすることが重要です。また、ストレスを適切に管理することも大切ですので、必要に応じてリラクゼーションを取り入れましょう。
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豊中市上野東 消化器内科・漢方内科の加地内科クリニック