健康・医学

胃癌の自覚症状は?~こんな症状にご注意ください

胃の調子が悪いときには、胃癌ではないかと心配になります。以下のような自覚症状があったら、胃癌の可能性も疑って注意した方がいいでしょう。

上腹部の不快感や痛み:特に食後に感じることが多いです。
消化不良:胃のもたれや消化が悪いと感じることがあります。
食欲不振:食べることに対して興味がなくなったり、食事の量が減ることがあります。
体重減少:意図しない体重の減少が見られることがあります。
吐き気や嘔吐:場合によっては出血を伴うことがあります。
貧血:血液検査でヘモグロビン値が低下していることが確認されることがあります。
黒い便:消化管出血が原因で便が黒く変色することがあります。

これらの症状が現れた場合は、まず、受診して、早めの胃カメラ検査を受けることおすすめします。ただ、胃癌の初期段階では症状がほとんどみられませんので、50歳を過ぎたら定期的な胃カメラ検診が推奨されます。また、特に萎縮性胃炎と診断された方やピロリ菌陽性と判断された方では、年1回以上の胃カメラ検査を強くおすすめします。

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豊中市上野東 消化器内科・漢方内科の加地内科クリニック

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