春の訪れとともに、花粉症の症状に悩む方が増えてきます。くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状は、日常生活や仕事・学業の集中力にも影響を与えます。そこでおすすめしたいのが、症状が出る前から治療を始める「初期療法」です。
初期療法とは?
初期療法とは、花粉が飛び始める前やごく初期の段階から治療を開始し、体のアレルギー反応を抑え込む方法です。症状が強く出る前に治療を始めることで、症状の発現を遅らせたり、症状そのものを軽くする効果が期待できます。
2026年・大阪の花粉飛散の見込み
2026年春の花粉飛散は、例年並みの時期にスギ花粉が飛び始める見込みです。近畿地方では、2月中旬ごろからスギ花粉の飛散が始まる予想とされています。スギ花粉のピークは2月下旬から3月中旬、続いてヒノキ花粉は3月中旬〜4月頃にかけて飛散が増える可能性があります。
また、前年(2025年)の飛散量が多かったことにより、2026年は全体的に平年並み〜やや多めの地域が多いという予測も出ています。
初期療法のおすすめ開始時期(大阪・2026年)
大阪を含む関西地域では、一般的に スギ花粉が本格飛散する約2〜3週間前が「初期療法を始める目安」とされます。2026年春の飛散予想を踏まえると、 1月下旬〜2月上旬頃から内服や治療を開始することをおすすめします。
具体的には:
- 1月末〜2月初旬:治療開始の目安(スギ花粉の飛散直前)
- 2月中旬:スギ花粉の飛散が本格化する可能性
- 3月中旬〜4月:ヒノキ花粉の飛散時期
※気温の変動により飛散開始が前後することがあるため、少しでも早めに受診していただくのが安心です。
初期療法のメリット
早めに治療を始めることで、次のような利点があります。
- 症状の発症を抑え、軽くできる可能性
- 鼻づまりや目のかゆみが強くならない
- 薬の効果をより発揮しやすい
- 日常生活でのストレスを減らせる
また、初期療法は症状が重くなる前の予防的治療ですので、前年ひどい症状が出た方や、花粉量が多いと予測される方には特に重要です。
初期療法で用いる主な治療
患者さんの症状・体質に応じて、次のような治療を組み合わせます。
- 抗ヒスタミン薬(眠気の少ないタイプもあります)
- 抗ロイコトリエン薬
- 点眼薬・点鼻薬
- 漢方薬(体質や症状に応じて)
ご自身の症状や生活スタイルに応じて、医師と相談し最適な治療計画を立てましょう。
まとめ
花粉症のつらい季節を少しでも楽に過ごすためには、症状が出る前に治療を始めることが有効です。2026年大阪では、1月末〜2月上旬からの初期療法開始が目安となります。早めの受診で、春を快適に過ごす準備を始めましょう。
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豊中市上野東 消化器内科・漢方内科
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