健康・医学

大腸内視鏡検査のおすすめ~50歳になったら、一度、大腸検査を

近年、大腸がん罹患数は増加傾向にあり、令和4年の部位別がん死亡率において、大腸がんは女性の1位、男性の2位でした。大腸癌は早期に発見すれば、高い治癒率が望めますので、リスクを下げるためには早期発見が重要です。特に、大腸癌の前癌状態であるポリープのうちに治療すれば、 さらに、大腸がんのリスクを下げることができます。

大腸癌やポリープの早期発見のためには、大腸内視鏡検査がおすすめです。最近の論文では、1回でも大腸内視鏡検査をすることで、大腸がんのリスクを大きく下げることができた結果が報告されています。 50歳をこえると大腸癌やポリープのリスクが増加しますので、50歳になったら、症状がなくても、一度、大腸内視鏡検査をすることをおすすめしております。

       使用写真 © mexitographer, 123RF Free Images

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豊中市上野東 消化器内科・漢方内科の加地内科クリニック

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