最近、慢性腎臓病(CKD)について、新しい処方薬が承認され、注目されるようになりました。
従来、慢性腎臓病(CKD)の治療と言えば、塩分制限、蛋白制限の食事指導がもっぱらでしたが、最近、糖尿病や痛風の治療薬が腎機能の保護に有効であることがわかり、処方されるようになりました。
また、近年の研究では、腎機能に腸内細菌の状態が大切であることがわかってきています。腸内細菌により生成された物質が腎機能に障害を与えたり、逆に腎機能を保護したりすることが報告されています。 腎機能が気になる方は、食物繊維や発酵食品を摂取して、腸内フローラの改善を目指しましょう。
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豊中市上野東 消化器内科・漢方内科の加地内科クリニック